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「やぁ、こんな時間にどうしたんだい
何か嫌なことがあったのなら、話してごらん
吐き出すことで楽になれるのなら、聞いてあげるよ
それとも、私がなにか話してあげようか―――」
謎の少女が語る、100編を超えるショートストーリー
生きるのに疲れたあなたへの、
「読む」処方箋
■こんな人にプレイしてほしい
社会とかクソだし他人もクソだし世の中全部クソだしなんなら自分が一番クソ
って思っている人に遊んで欲しいです。
自分の悩みとか誰にも分らないだろうな……って思っている人。
これはあなたのためのゲームです。
一番好きなマンガに某有名海賊マンガを挙げる人、
あなたはこのゲームを遊ばなくて大丈夫です。
このゲームの事は忘れて、はやく某有名海賊マンガを読み進めてください。
■ゲームについて
これはノベルゲームです。
ですが、一般的な、主人公がいて、ヒロインたちがいて、
なんやかんや学園やらで異能バトルしたり恋愛したりはしません
ただ一方的にお話を聞くだけのゲームです
ゲームというよりは、小説に近いと思われます
もともと、このゲームに使われているテキストは、
私が書いていた掌編小説を利用しています。
その小説のコンセプトは、
一話三分、一話完結、一話一殺というものです
明確に一話につき一人死ぬわけではないですけれど
嫌なことがあったりムカつくことがあった際に、
誰かを殺……誰かに危害を加えたり
自分の中でストレスを貯めこむ代わりに書いていた小説です。
何というか、このゲームと元の小説は、
一言で言うと、
鬱病の「読む」処方箋みたいなものを目指しています
私自身は別に鬱病だというわけではないですが、
人間の心は簡単に壊れてしまうという事を知っています。
社会に対する個人の向き合い方が、
現代ではとても難しくなっているのを、
多少なりとも理解しているつもりです。
自分は生きる価値がないとか、他者から理解されない事のつらさとか、
社会に対する不安とか、胸を締め付けるそういう漠然としたものを、
文章を読んだりゲームをすることで
解消できればいいなぁ、と思って作り始めました
あと、せっかく書いたんだから
お金が欲しいなぁと思って作りました(正直)
■作者
妖怪惑星に住んでいた星野一人と申します
妖怪惑星はもう爆発四散したので、現在は地球で生活しています