本当には無かった怖くも無い話
――本日はゲストとして古寺アケヨさんにお越し頂きました。
どうも、古寺アケヨです。
――早速ですがアケヨさんが遭遇した怪奇現象についてお話頂いてよろしいでしょうか。
はい。
あれはある夏の日の晩の事でね。引越しが終わって、疲れたなぁ。しんどいなぁと思った時ですよ。
――あの、アケヨさん。
はい。
――稲川淳〇風の語り調は止めて貰えますか。
練習したんですが…、駄目ですか?
――駄目ですね。
そうですか。ショボン。
――口でショボンって言っても駄目ですよ。20代にもなって。
ぐ。……えーと、一休みして脱出ゲームをやったんです。『ケープ君の脱出ゲーム』っていうアプリです。
――あの面白いと評判の『ケープ君の脱出ゲーム』ですね。
そうです。あのプロ声優によってボイスが付いた無謀の
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(以下略)
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――いくらなんでも、自作自演が長いと怒られましたので続きを。
ゲームが終わったのでレビューを書いたんです。『ケープ君可愛かった。うちにも来て欲しい。』って。
そしたら、なんと
――おーっと、お時間になったようです。
え!?ここからが本番なんですよ。バビューンって出てくるんですよ、アレが。良いんですか、聞かなくて。
――それでは、続きはアプリでお楽しみ下さい。
ちょっと。ホントに終わり!?
うっかりケープ君に来て欲しいなんてレビューに書いてしまった古寺アケヨさん。
案の定ケープ君に閉じ込められてしまったぞ。
女子知識0の製作者が『とりあえずピンクの家具置いとけばいいんじゃね』と作った女子部屋からアケヨさんを脱出させてあげよう。
初心者~中級者向けのスタンダードな脱出ゲームです。
オートセーブ、答え表示、メモ機能を搭載。
おまけ含め最後まで無料でお楽しみいただけます。
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