【ストーリー】
数多くの悪魔を従えた稀代の手騎士(※ルビ:テイマー)として今なお語り継がれる伝説の祓魔師(※ルビ:エクソシスト)──エルワーク・レトシエラ。
彼が召喚の際に用いていたのは、長い詠唱も複雑な儀式もなしに強力な悪魔を呼び出すことができる特殊なタロットカードだった。
そのカードは現在、エルワークの手によって世界各地に隠匿されているという。
正十字騎士團日本支部長メフィスト・フェレスの要請を受け、ヴァチカン本部より赴任してきた中一級祓魔師のサモンズは、エルワークのタロットカード収集部隊の隊長に任命される。
奥村燐をはじめとした候補生(※ルビ:エクスワイア)たちと協力しながら、世界中を飛び回り、任務を遂行していくサモンズ。
同じ頃、騎士團の手により封じられていた“とある悪魔”の結界が襲撃されるという事件が発生。
騎士團に仇なす組織の存在が見え隠れするようになっていた。
タロットカードと悪魔の封印を巡る因縁が明らかになるとき、忌まわしき運命の歯車が再び廻りはじめる。
「君の悲願が叶うまで、あともう少しだ」