僕らは出会い、二つの命を一つの「死」で分け合った―
最果ての水平線の向こうには何があるの?
死…希望…自由…
最果ての秘密を生まれながらに抱えた少女。
彼女は…自由に生きることも許されなかった
自由なんて言葉は憧れでしかなかった。
閉ざされた狭い世界で生かされてた。
死ぬことも生きることさえ誰かに選ばれていた。
だから思ったんだ。
神様から不自由なシナリオしか与えられなかったというなら
誰かではなくあなたと「死」を分かちたい。
僕は運命の半分を彼女にあげたい。
たとえ「死」を分かち合うことになったとしても。