原神は去年の10月頃から遊んでいる、まあ、古参です。(毎日してたわけではないからプレイ日数は250日程度)

先日、原神が記念すべき一周年となったのですが…はい。ゲーム内では、何もありません。しょぼいログボがあるくらい。イベントはいつものイベント。ガチャは、性能の悪い心海ちゃん。稲妻に入ってからこっち新キャラは、開放されたばかりの稲妻まで来なくては育成素材が手に入らないという仕様となっており新規ユーザーには、とてもやりにくい環境となっておりました。そして、宣伝で見たキャラは、九割方手に入らない有様。折角の周年記念で選択ガチャでもすればいいのにそれもなし。ゲーム内のメールで一周年を祝うメールが一通でもあればいいのにそれすらなし。ゲーム内では、全く盛り上がらず改善すべきことはたくさんあるのにそれもやらず……

miHoYoはイラストやらコスプレやらのコンテストを沢山開催。制限ありのwebイベントを複数やる。やりすぎなオーケストラコンサートの開催。Twitterのハッシュタグ絵文字をキャラ数+αを大量に登録。当日は原神の公式ツイッターでも周年記念を祝うようなツイートは特になく、ファンのイラストやらコスプレやらを大量にリツイート。

ファンのイラストやコスプレは、あくまで趣味であり、それを見ることで不快になったり一切興味がない層がいることを考えていない。声優のインタビューも公開されたが声優に興味がないと全く関係ないし、声優の顔を見たくない人間もそれなりに居る。そういう配慮はせず、miHoYoはいつも「旅人のみなさんのことをよく考えております」とかそんな文句をよく言う。miHoYoが大事にしてるのはヲタク層だけ。一般的なユーザーに対して配慮は一切しない。基本的にゲーム公式サイトの役割は、二次創作の配信ではなくゲームの新情報の配信が主な役割のはずだ。だが、普段からキャラの誕生日などにファンアートが添えられる。そんなものを見たくてフォローしてるわけではないので毎度、不快な思いをさせられる。フォローを外したいが情報も知りたい。がまんするしかない。

ウェブイベントは以前から不満の声が上がってるのだが、いつまでも続ける。ゲーム内でやれ！

オーケストラコンサートは、正直、やりすぎだと思った。トータル1時間51分。そして、ものすごく金のかかることをやっている。ギリギリまで何時から始めるのかも、場所も詳細発表はなかった。miHoYoは、見てもらうつもりはあるのか？それにこんなのは興味のないユーザーには、とことん興味のわかない企画だ。時間も長過ぎた。もっと絞ってもよかったのでは？長くて45分程度が妥当なところじゃなかろうか？それでも長いように思うが。少なくともこれほどの長時間となるのであれば開始時間はもちろんのこと、終了時間も事前に告知が必要だ。

ハッシュタグもそうだ。なにが楽しいのやら？とにかく多額のお金を掛け、人気のあるゲームだとアピールしただけの周年記念であって、ゲーム内ではとにかくしょぼかった。ハッシュタグの件は、きちんとした告知はなかったように思う。

ガチャ石配布の件は置いても、外部にアピールするお金で周年記念イベント専用の新規マップを作成したり、スキンや風の翼など用意することができたのではなかろうか？ver.1.6のイベント専用マップの金リンゴ諸島は、楽しかった。段階に分けて探索できるマップが広がるのは、本当にウキウキワクワクすることができた。報酬だって中々豪華なものだった。それと比較すると周年記念はどうだろう？単にキャラがたくさん出てきてお喋りしただけ。会話も無駄に長く疲れた。時間がかかる。そして、古参には飽きたマップで探索、弱い敵を倒す、何かわからんもので料理する。なんでこうなった？！

▼金リンゴ諸島での報酬

なんとバーバラのスキンが(今は、有料だが)イベントの報酬として無料配布だった(別にスキン自体は、嬉しくなかったが(笑)大盤振る舞いな報酬で嬉しかった)。北陸の原型の箱は、好きな武器の原型を選べることが可能。この報酬が貰える＋イベントだけのものだなんてびっくりしちゃうほど広いマップがあった。それも数多くの宝箱と今までに無かった凝った新しいギミックも体験することができた。その豪華ぶりには、多くのユーザーを驚かせた。

▼その一方、一周年では……

特に目玉になるようなものはない。かなりしょぼい。イベント内容も怠さを覚えるだけである。このようなものでは、炎上するのも当然の結果だった。炎上理由が報酬(原石配布量)だけだと勘違いしてる人の声を多く聞くがこのように比較するとどうだろうか？なんでもないver.1.6時の豪華なイベントを経験していれば一周年の期待が大きくなるのも仕方がない。一周年記念が手抜き(しょぼい)というように見える。

周年記念は、miHoYoの自己満足でしかない。100%の旅人が楽しめる場所は、ゲームです。原神はゲームであることを忘れてはいけない。miHoYoは、まずはゲーム内で旅人をウキウキワクワクさせるべきだ。コンサートは周年記念のおまけでしかないのに、それを周年記念のメインとしたmiHoYo。

ゲーム内でのコンテンツの充実をユーザーへの還元だと勘違いしている層がいるが、それは企業努力である。コンテンツを体験して満足したユーザーが、それに対してお金を払う。ユーザーがお金を払うことを前提にして実行されるものではない。ユーザーに出資してもらうようによりクオリティの高いもの(サービス)を作る「企業努力」である。そんなものユーザーへの還元ではない。還元というものは、分かりやすいものではガチャ石。他には、記念となるゲーム内で使えるアイテム。例えば、主人公やアンバーなどの配布キャラのスキンや、風の翼を無料配布。破格の値段でほかキャラは有料配布。課金の特別セール。周年記念の名刺無料配布。選択ガチャ。恒常の★５武器、キャラを一つ無料配布などそういうものが還元。炎上後に調度品や風の翼が配布されたがあれは、元々は有料だったらしい。これくらいのものは、無料配布でそこからコンサートに案内で良かったはずだ。

それもこの配布されたものは、周年記念の配布ではなく、コンサート記念の配布。原神の周年記念は、「周年記念コンサート」がメインだった。miHoYoは、ユーザーに対する感謝の気持ちがない。

次回ガチャがタルタリヤのピックアップ。たくさんの未復刻キャラがいる中で2回目の復刻となった。彼は私の推しではあるが、炎上案件で理不尽に叩かれる対象となるためやめてほしかったし、ずっと一年近く待ってるキャラが居たのでこの決定をしたmiHoYoに腹が立った。コンサートでもタルタリヤ関連の曲が10分続けてあったり、2.0くらいの時の生配信でタルタリヤについて語られていたのを考えるとタルタリヤは、miHoYoの推しなのだろうか？正直、タルタリヤは扱いにくいキャラなので初心者の救済にもなってないし、実装順番から考えても彼の復刻には理解ができない。ここは順当にアルベドにするべきだった。というか、周年記念で選択ガチャやれよ、と。その一言である。

なぜこのような周年記念にしたのかをmiHoYoに問い合わせたが具体的な回答は得られず、担当部署に伝えられただけだった。どういう目的だったのか説明ができないのはおかしい。

周年記念の感想は、以上。次よりゲーム全体の評価です。

★グラフィック/探索10点

★キャラクター6点

★ストーリー5点

★コンテンツ5点

(10点満点)

グラフィックは、基本無料とは思えないクオリティです。探索も楽しかった。特にモンド、璃月。

キャラクターは、女性のデザインの下半身部分の露出度や、強調された体のラインが気になる。それぞれの属性のキャラクターの人数が偏っていたり、キャラの強さにばらつきがありバランスが悪い。またキャラクターデザインのタイプも似たりよったりでゲーム内での個性がない。唯一、個性があると言えるのは鍾離だろうか？デザインがずば抜けている。とにかく美形ばかりというのもつまらない。声優インタビューで声優からの声もあったが、おじさんや、おばさん、おじいさん、おばあさん、獣とかそういった個性のあるキャラクターが現状、いない。モブキャラも重要なキャラはもう少し作り込んでも良いのではないかと思う。

ストーリーは、大量にある設定がストーリー内で描写不足。また主人公とパイモンのやり取りが最早、悪口のようだったり、すぐに「報酬は？」という台詞が出るほどの強欲ぶり。とても意地悪なキャラクターとして見える。主人公に感情移入しにくい。主人公が悲しんでいても、怒っていてもそれが伝わりにくい。また女性キャラと行動するとデートイベントみたいな展開になる。実際にデートイベントもあるが面倒くさい仕様な上に気持ち悪かった。ギャルゲーを求めてはいない。

コンテンツは、イベントがつまらないものが多い。またハウジングや釣りが楽しくない。秘境などの周回が楽しくない。螺旋というエンドコンテンツでは、ストレスしか感じない仕様。キャラ育成がとにかく面倒くさいし、面白くない。同じことの繰り返しで、かなりの量をこなさないといけない。飽きてしまったのでキャラ育成は、もうやりません。時間の無駄です。

評価は、低いのになぜ続けているのか？多分、依存なのかも知れません。あくまで原神は、ソシャゲですので依存性は高いと思います。また、原神よりも上を行くゲームがないために選択肢がない(選択肢がないのは、あくまで私個人の中で)。

依存性の高いゲーム、また多少なり課金しないと楽しめないゲームであること、新規には優しくないことなどを考えると人にはおすすめしたくないゲームですね。プレイ時間もいつの間にか一日やってるなんてことも普通にあります。プレイ時間、課金を管理するための強い心が必要かもしれません。今後やろうと考えてらっしゃる方は、しっかり自己管理のもと楽しんでくださいね。上を目指せばキリがないです。ストーリーが問題なく進めるくらいの強さで満足しましょう。

ーーー追記。

稲妻編に入る前に問い合わせで、『私が原神をやるきっかけになった璃月編のキービジュアルとだいぶ印象が違って来た。また、その当時見たCM(津田健次郎さんナレーションのアカツキワイナリーだったと思う)との印象が違う。性別関係なく全年齢向けのゲームだと思ったから、始めたのに女性キャラのデザインや、デートイベント(ギャルゲーみたい)などから男性向けのようだ』と指摘したことがある。運営からの返信は『あくまでそれは個人の好みの問題だ。うちは、幅広い旅人を対象に多くのユーザーに楽しんでもらえるようにゲームを作っている』という旨の答えが返ってきた。あれから数ヶ月。やはり男性向けが強いように思うことが多々ある。そして、璃月編のキービジュアルからも更にイメージが離れた気がする。今現在の手に入らない限定キャラばかりを宣伝してるのもおかしいが、原神の宣伝の仕方はおかしいのでは？ユーザーの求めるものとのズレが大きい。そして、バージョンが新しくなる度にズレが広がっている。世界観が統一されてないように思える。

▼璃月編のキービジュアル

▼モンド編のキービジュアル

▼稲妻編のキービジュアル

モンド、璃月編と比較すると稲妻編は、ギャルゲーのようだ。璃月編のキービジュアルがもし、この路線であったら、私は原神を始めることはなかっただろう。実際のシナリオの雰囲気もこのキービジュアルのように雰囲気が違っていた。気づけば、実質デートイベントをさせられていたときは嫌になってしまった。

新規ユーザーが(稲妻にたどり着かなければできない)イベントに参加できない、キャラ育成ができないことなどでしんどいことになってることも指摘したことがあるが、『モンド、璃月編を旅人さんに楽しんでいただくことが大前提となっており、それから稲妻を楽しんでいただく仕様となっている』というトンチンカンな回答が返ってきた。今でこそ、原神は新規ユーザーお断りゲーだという声が増えてきてますが、運営はそのことに気づけただろうか？

miHoYoは、ユーザーが求めているものを把握しきれていない。二次創作とかしていたとしても、その人たちは本当にゲームをプレイしているかどうかも分からない。プレイ動画を見てるだけの可能性だってある。それに創作活動をしてる人は一部だ。圧倒的に多いだろう純粋にゲームを楽しんでるユーザーを楽しませるべきだろう。miHoYoは、ヲタクの集まりとかなんとか知らないけれど、どの層を楽しませるのか考え直してほしい。また一般ユーザーを宣伝として、使うのもどうかと思う。コンテストとかに参加する人たちも考えてほしい。miHoYoの報酬は、正直、費やした労力や時間に合わないはずだ。そもそもゲーム内のガチャ石をもらっても仕方がない。ゲームでしか使えないんだから。miHoYoのやってることは、サービスではなくユーザーを利用したビジネスです。コンテストで集まった作品や、参加した人たちの発信力を使った宣伝です。安い報酬で参加する必要はない。そもそも賞に入らなければ無償だ。楽しんでいるのに水を差すなと思うかもしれないが冷静にmiHoYoがやっていることを見てほしい。貴重な時間を割くほどではない。それにmiHoYoの行動によっては下手すれば、他のユーザーの批判の的となる場合もある(海外の有名ユーチューバー、中国の心海の声優)。自分を守るためにもやらないほうが身のためだ。趣味は趣味として趣味の世界で楽しむのが一番だ。

今までも何かしら引っかかるため、月パスをしたり、しなかったり、たまに紀行課金程度だったが。今後はそれすらもやらないでおこうかと検討してます。いつやめてもいいようにしておきたい。課金は、やるなら月パスで十分です。